「シャンシャンごぶさた」=上野動物園、4カ月ぶり再開―事前予約も長い列

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新型コロナウイルスに関する緊急事態宣言の解除を受け、上野動物園(東京都台東区)が23日、約4カ月ぶりに開園した。「3密」を避けるため、事前予約による入場者数の制限など感染対策を講じ、来園者にはマスク着用や間隔を空けての観覧を呼び掛けた。

午前10時の開園を前に、マスク姿の親子連れなど約100人が列をつくった。パンダのTシャツを着ている人が目立ち、最初にパンダ舎に入った人たちからは「かわいい」と歓声が上がった。観覧は1人1回で撮影や立ち止まることも禁じられ、来園客は歩きながら手を振った。

休園前は毎日のように来ていたという台東区の主婦田沢まやさん(37)は2歳の娘を連れて来園。「娘もうれしそうで私もうれしい」と笑顔で話した。青梅市の会社員鈴木さわさん(45)は、12日に3歳の誕生日を迎えたシャンシャンを一目見ようと仕事を休んで駆け付けた。

「とにかく早く(パンダに)会いたかった」。練馬区の会社経営川添尚子さん(53)は午前5時から並んだという。「相変わらず、まん丸ですごくかわいかった」と興奮さめやらぬ様子だった。

平日は平均1万人が訪れるが、事前予約は1日4000人に限定。毎週火曜日から先着順で、インターネットか電話で翌週分を受け付ける。開園時間は通常より1時間半短い午前10時~午後4時。

2月29日からの臨時休園中は、職員の出勤時間や執務室を分散して感染リスクを低減。職員の感染により飼育作業が滞らないよう、2班態勢を取ってきた。

4カ月ぶりに再開した上野動物園でジャイアントパンダのシャンシャンに手を振る子供ら=23日午前、東京都台東区4カ月ぶりに再開した上野動物園でジャイアントパンダのシャンシャンに手を振る子供ら=23日午前、東京都台東区

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