安保戦略議論に着手=陸上イージス停止を報告―NSCで河野防衛相

政治・外交

政府は24日、国家安全保障会議(NSC)の4大臣会合を首相官邸で開き、陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の導入計画停止を受け、安全保障戦略の見直しに着手した。安倍晋三首相が検討を表明した敵基地攻撃能力保有の是非が最大の焦点となる。

会合では河野太郎防衛相が陸上イージスの導入計画停止を報告。これを受け、弾道ミサイルなどの脅威への対応の在り方について協議した。

政府は陸上イージス導入計画を撤回する方針を固めており、24日の会合で正式に決めることを検討していたが、米側との協議が継続中であることを踏まえ、プロセス停止の報告にとどめた。

政府は今夏を通して集中的に議論し、2013年にまとめた「国家安全保障戦略」の初改定を検討する。18年に決定した「防衛計画の大綱」と「中期防衛力整備計画」も修正する方針だ。21年度予算の概算要求にも反映させる。

首相官邸に入る河野太郎防衛相=24日午後、東京・永田町首相官邸に入る河野太郎防衛相=24日午後、東京・永田町

国家安全保障会議(NSC)の会合を終え、首相官邸を出る安倍晋三首相=24日午後、東京・永田町国家安全保障会議(NSC)の会合を終え、首相官邸を出る安倍晋三首相=24日午後、東京・永田町

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