広島・三原市長が辞職へ=河井前法相から150万円受領認める

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昨夏の参院選をめぐる公選法違反(買収)事件を受け、広島県三原市の天満祥典市長は25日、市役所で記者会見し、衆院議員の前法相、河井克行容疑者(57)から現金150万円を受け取ったことを認めた上で、30日付で辞職することを明らかにした。

市長は24日夜、市議会の仁ノ岡範之議長に電話で辞意を伝え、辞職願として受理された。現金授受をめぐる首長の辞職は、同県安芸太田町の小坂真治前町長に続き2人目となる。

天満市長によると、昨年3月に三原市内で克行容疑者、妻の案里容疑者(46)と面会。案里容疑者の退出後、克行容疑者から50万円入りの封筒を渡された。6月にも広島市内で克行容疑者と会い、100万円を受領。いずれも断ったが、「預かってくれ」と押し切られたという。領収書は発行しなかった。

市長は買収の意図は感じなかったと強調。「時期が来れば返そうと考えていた。脇が甘かった」と述べた。これまで授受を否定してきた理由について、「2人の秘密と理解した」と話した。

河井克行前法相からの現金授受を認め、謝罪する広島県三原市の天満祥典市長=25日午後、同市役所河井克行前法相からの現金授受を認め、謝罪する広島県三原市の天満祥典市長=25日午後、同市役所

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