新幹線「N700S」運転開始=2022年度までに40編成―JR東海

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JR東海は1日、東海道新幹線の新型車両「N700S」の営業運転を始めた。13年ぶりのフルモデルチェンジで、全席に電源コンセントを配備するなど座席機能を充実。4編成でスタートし、2022年度までに40編成を投入する。

間接照明を取り入れた車内は落ち着いた雰囲気で、座席はシートと背もたれを連動させ、長時間座っても疲れにくい仕様にした。騒音や振動も以前より軽減。駅に到着する際は荷棚全体を明るくして置き忘れを防ぐ。

緊急時の対策も強化した。リチウムイオン電池のバッテリーを搭載し、災害で停電しても最寄りの避難場所まで自力走行できる。防犯カメラも客車ごとに2~4台増設した。

JR東海によると、今後のN700Sの運行予定は前日に同社の公式ツイッターなどで配信する予定という。

JR東京駅では1日朝、金子慎社長らが参加し出発式が行われた。午前6時にN700Sの第1号が発車すると、集まった鉄道ファンや報道陣らが一斉にフラッシュをたいた。金子社長は「これまでの技術成果を盛り込んだ車両。乗り心地や快適性の面で満足いただけると思う」と自信をのぞかせた。

東海道新幹線の新型車両「N700S」の出発式=1日午前、JR東京駅(JR東海提供)東海道新幹線の新型車両「N700S」の出発式=1日午前、JR東京駅(JR東海提供)

東海道新幹線の新型車両「N700S」の出発式で取材に応じるJR東海の金子慎社長=1日午前、JR東京駅(JR東海提供)東海道新幹線の新型車両「N700S」の出発式で取材に応じるJR東海の金子慎社長=1日午前、JR東京駅(JR東海提供)

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