20年春闘、賃上げ率1.9%=「官製春闘」で最低―連合集計

経済・ビジネス

連合は6日、2020年春闘の最終集計結果を公表した。基本給を底上げするベースアップ(ベア)と定期昇給を合わせた平均賃上げ率は1.90%(5506円)で、前年比0.17ポイント(491円)下落した。新型コロナウイルスの感染拡大による景気の先行き不透明感が重しとなった。安倍晋三首相が要請し、経済界が応える形で14年以降続いてきた「官製春闘」で最低の水準に落ち込み、賃上げの失速が一段と鮮明になった。

20年春闘では、相場のリード役となるトヨタ自動車がベアゼロを回答するなど、大手の賃上げが振るわなかった。大手の平均賃上げ率は0.20ポイント減の1.92%(5817円)だった。組合員300人未満の中小でも0.13ポイント減の1.81%(4464円)と伸び悩んだ。

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