コロワイド、大戸屋に敵対的TOBへ=子会社化で再建加速

経済・ビジネス

焼き肉チェーン「牛角」などを展開する外食大手のコロワイドは9日、定食店を手掛ける大戸屋ホールディングス(HD)に対し、TOB(株式公開買い付け)を実施すると発表した。現在約19%の保有比率を約51%に高めて子会社にする。新型コロナウイルスの感染拡大で飲食店の収益は悪化しており、食材の共同調達などで経営再建を進める。

TOBは10日から8月25日まで実施する。買い付け価格は1株3081円で、9日終値(2613円)に対し約18%高い水準。取得総額は約72億円に上る。TOB後も大戸屋HD株の上場は維持する。

これに対し、大戸屋HDは「一方的かつ突然に行われた。株主総会で示された意思を軽視しており、誠に遺憾だ」と反発するコメントを公表。TOBに対する正式見解を改めて開示する予定だが、賛同する可能性は低く、敵対的TOBに発展する見通しとなった。

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