リニア工事で打開案説明=藤田国交次官、金子JR東海社長に

政治・外交

リニア中央新幹線の静岡県内の工事をめぐり、国土交通省の藤田耕三事務次官は10日午前、同省でJR東海の金子慎社長と面会した。県とJR東海の協議が難航していることを受け、藤田次官が早期の工事実施に向けた打開案を説明した。

JR東海はトンネル掘削前の準備工事を進めたいと主張しているが、県は環境への悪影響を理由に認めていない。国交省が9日に発表した打開案は県に対し、環境への影響が軽微な範囲で準備工事を認めるよう要請。JR東海には国の有識者会議の議論などが終わるまでトンネル掘削を始めないよう求めている。

藤田次官は10日午後、県庁で川勝平太知事とも面会し、打開案への理解を求める。リニアは準備工事の遅れで2027年の開業が難しくなっており、国交省の提案が事態の進展につながるかが焦点となる。

リニア中央新幹線の静岡工区をめぐり面会する国土交通省の藤田耕三事務次官(左)とJR東海の金子慎社長=10日午前、東京・霞が関リニア中央新幹線の静岡工区をめぐり面会する国土交通省の藤田耕三事務次官(左)とJR東海の金子慎社長=10日午前、東京・霞が関

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