国内の新規感染者400人超=緊急事態宣言解除後で最多―東京243人・新型コロナ

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新型コロナウイルスの感染者は10日、国内で新たに430人が確認された。1日当たりの感染者数が400人を超えるのは4月24日以来で、緊急事態宣言解除後で最多となった。東京都の新規感染者も243人と過去最多を更新し、感染拡大の「第2波」の到来が現実味を帯びている。

小池百合子・都知事は記者会見で、「1日当たり3000件を超えるPCR検査が実施されていることなどで陽性者数が増えているが、さらに警戒が必要な段階と認識している」と説明。手洗いや「3密」を避けた行動などの徹底を求めた。

都によると、新規感染者の約8割を20~30代が占めた。全体の半数近い110人は接待を伴う飲食店など「夜の街」で感染したとみられる一方、101人は感染経路が不明という。重症者はいなかった。

新宿区内の劇場であった舞台の出演者や客ら計14人が感染していることも判明した。都によると、客席の間隔を空けるなどの対策は講じられていたという。

東京都の新規感染者は5月上旬から2桁が続いていたが、7月2日に107人を確認。6日連続で100人台を記録した後、同9日に224人に急増していた。

10日は埼玉県で44人、神奈川県で32人、大阪府で22人の感染が判明するなど、各地で感染者が増加。成田空港での検疫で海外から到着した乗客10人の感染も明らかになった。

国内の新規感染者数が400人を超えるのは、441人が確認された4月24日以来。5月15日から2桁で推移していたが徐々に増加し、6月26日に100人を突破。7月3日に200人、同9日に300人を超えていた。

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