米岩国基地の3人感染=入国時に移動手段偽る―新型コロナ

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米軍岩国基地(山口県岩国市)の関係者3人が、新型コロナウイルスに感染したことが14日までに分かった。県や国によると、3人は空港検疫での検査後、結果が出る前に国内を移動。入国時に移動手段を偽って申請していたことも明らかになった。

感染が判明したのは、40代の男女2人と10歳未満の女児1人の米国人の家族で、12日に米国から入国。羽田空港で検査を受けた後、結果判明前の13日午前に岩国錦帯橋空港へ空路で移動し、その後陽性が判明した。県は、機内や空港内での濃厚接触者らを調べる。

これに関し、河野太郎防衛相は14日、防衛省内で記者団に対し、3人が入国時に公共交通機関は使わずにレンタカーで移動すると虚偽の説明をしていたと発表した。入国した12日は民間の宿泊施設を利用したという。河野氏は米側が厳格な処分をするとした上で、「極めて由々しき事態だ」と不快感をあらわにした。

国は米国などからの入国者に対し、検査結果判明まで空港内や検疫所が指定する施設での待機を求めている。山口県の村岡嗣政知事は14日、記者団に「大変遺憾だ。ルールは守っていただきたい」と述べた。

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