河井夫妻の保釈認めず=参院選買収―東京地裁

社会

昨夏参院選をめぐる大型買収事件で、東京地裁は15日、公選法違反(買収、事前運動)罪で起訴された衆院議員で前法相、河井克行被告(57)=自民離党=と参院議員の妻、案里被告(46)=同=の保釈を認めない決定をした。口裏合わせなどの証拠隠滅を懸念したとみられる。案里被告の弁護人は決定を不服として準抗告したが、棄却された。

克行被告側は9日に保釈を請求。案里被告側は8日に請求していた。関係者によると、克行被告は起訴内容を否認し、議員辞職も否定している。案里被告も否認しているとみられる。

克行被告は2019年7月の参院選で、地元議員や案里被告の後援会幹部ら計100人に案里被告への投票や票の取りまとめを依頼、総額約2900万円を提供したなどとして起訴された。案里被告は、このうち5人分計170万円について、克行被告と共謀したとされる。

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