企業の資金需要、4~6月期は過去最大=新型コロナ対応で―日銀調査

経済・ビジネス

日銀が17日に発表した主要銀行貸し出し動向アンケート調査によると、2020年4~6月期の資金需要判断指数(DI)は、企業向けがプラス59と、前回1~3月期のプラス14から急伸した。統計を開始した2000年1~3月期以来の過去最大の水準。新型コロナウイルスの感染拡大が深刻化し、需要の消失に直面した企業の資金ニーズが一気に拡大した形だ。

一方、個人向けは前回のマイナス7からマイナス24に大幅に落ち込み、過去最低となった。外出自粛などの影響で住宅ローン、消費者ローンともに急落した。

今後3カ月の見通しは、企業向けがプラス29に縮小。ただ、水準はリーマン・ショック後の09年1~3月期に次ぐ高さで、日銀は「先行きは不透明で資金需要の高い状況は続く」とみている。

DIは資金需要が「増加」「やや増加」と回答した割合から、「減少」「やや減少」を引いた値。今回の回答期間は6月9日~7月8日。

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