中国公船、尖閣沖侵入が常態化=98日連続、最長記録更新中

政治・外交

中国公船による沖縄県・尖閣諸島沖の接続水域への侵入が常態化している。20日で連続98日となり、これまでの最長記録だった2019年4~6月にかけての連続64日を更新し続けている。最近は日本漁船への接近を繰り返すなど、威圧的な行動も目立ち、政府は警戒を強めている。

「尖閣諸島は歴史上も、国際法上もわが国固有の領土だ。断固として守るとの思いで全力で対応している」。菅義偉官房長官は20日の記者会見で中国公船の度重なる侵入に厳しく対応を続ける考えを示した。

政府によると、中国公船が初めて尖閣沖の日本領海に侵入したのは08年12月。12年9月の尖閣国有化以降、活発化した。4月14日に始まった今回の連続侵入では、中国公船のべ365隻が接続水域に、のべ32隻が領海に侵入。外務省幹部は「既成事実を積み上げて現状変更を狙っている」と分析する。

沖縄県・尖閣諸島の魚釣島と北小島、南小島=2010年9月15日、海上自衛隊P3C哨戒機から撮影沖縄県・尖閣諸島の魚釣島と北小島、南小島=2010年9月15日、海上自衛隊P3C哨戒機から撮影

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