三菱自、岐阜工場閉鎖へ=販売不振、固定費削減で

経済・ビジネス

三菱自動車が子会社のパジェロ製造(岐阜県坂祝町)の工場閉鎖に向け最終調整に入ったことが22日、分かった。新型コロナウイルス感染拡大などによる新車販売の不振を受け、固定費を削減する。27日に発表する中期経営計画に盛り込む。

パジェロ製造は、三菱自のスポーツ用多目的車(SUV)「パジェロ」や「アウトランダー」、ミニバン「デリカD:5」などの生産を担う。しかし、コロナ禍で4月以降は生産調整が続いている。

三菱自は、2016年に発覚した燃費不正問題の影響を引きずっていたところに新型コロナが追い打ちをかけ、20年3月期連結決算で257億円の純損失を計上するなど業績が厳しい。4~5月の国内販売台数は合計で前年比6割超も減少するなど、自動車大手の中で販売の落ち込みが目立っていた。

同社は22年3月期までに固定費を2割削減することを掲げており、その一環として今回の工場閉鎖に踏み切った形だ。

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