池江璃花子選手「希望の炎、1年後輝いて」=国立競技場からメッセージ―東京五輪

スポーツ 東京2020 映像

新型コロナウイルスの影響で延期された東京五輪開幕まで1年となった23日、大会組織委員会はメイン会場の東京・国立競技場(新宿区)から世界へ向けてメッセージを発信した。白血病から復帰して2024年パリ五輪を目指す競泳女子の池江璃花子選手(ルネサンス)が登場し、「1年後のきょう、この場所で希望の炎が輝いていてほしい」と語りかけた。

来年の開会式に合わせて午後8時に開始。白い服に身を包んだ池江選手は、3月にギリシャで採火された聖火を収納したランタンをピッチ中央で掲げ、約4分にわたるメッセージを朗読した。

池江選手は「大きな目標が目の前から突然消えてしまったことは、言葉にできないほどの喪失感だったと思う」と同じアスリートへ思いをはせ、病気で東京五輪を断念した自身と重ね「思っていた未来が一夜にして別世界のように変わる。それはとてもきつい経験だった」と言葉をつないだ。

長かった自身の闘病生活の支えになり、コロナ下で奮闘する医療従事者への感謝も述べた。

メッセージのコンセプトは「1年後へ。一歩進む。+1(プラスワン)」。池江選手は「未来志向で前向きな考え方だと思った。逆境からはい上がっていくときには希望の力が必要」と語った。

国立競技場でのメッセージ発信は、コロナの状況を考慮して一般には非公開で行われた。

聖火の入ったランタンを掲げる池江璃花子選手=23日夜、東京・国立競技場(代表撮影)聖火の入ったランタンを掲げる池江璃花子選手=23日夜、東京・国立競技場(代表撮影)

メッセージを朗読する池江璃花子選手=23日夜、東京・国立競技場(代表撮影)メッセージを朗読する池江璃花子選手=23日夜、東京・国立競技場(代表撮影)

聖火の入ったランタンを掲げる池江璃花子選手=23日夜、東京・国立競技場(代表撮影)聖火の入ったランタンを掲げる池江璃花子選手=23日夜、東京・国立競技場(代表撮影)

[Copyright The Jiji Press, Ltd.]

時事通信ニュース オリンピック一般もの スポーツ 東京都 日本