感染者4割が20、30代=再拡大歯止めかからず―国内初確認から半年・新型コロナ

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新型コロナウイルスの国内感染が初めて確認されてから、28日で半年。国内感染者はこれまでに3万人を超え、死者は1000人以上に達した。1日当たりの感染者数は最初のピークだった4月上~中旬以降、いったん減少したが、今月に入って急増。23日には過去最多の981人が確認されるなど、感染拡大に歯止めがかからない状況が続く。

厚生労働省の22日時点での分析によると、クルーズ船乗船者らを除くこれまでの国内感染者のうち、4割強が20、30代だが、死者の8割強を70代以上が占めている。感染の中心になっている若者の多くは軽症で済む一方、高齢者ほど重症化しやすい特徴がより鮮明になっている。

累計感染者のうち、20代は25.4%、30代が16.6%。40代の14.3%が続き、80代以上は8.0%だった。10歳未満も1.8%いた。

週ごとの感染者数は、今月1~7日は1334人だったが、8~14日は2390人、15~21日は3642人と急増している。

死亡者のうち最多は80代以上で、56.7%と半数以上を占めた。70代(27.4%)と合わせると、計約84%に達する。60代(10.2%)と50代(3.3%)が続いた。

死亡者数を感染者数で割った死亡率も80代以上が最高の26.9%。70代13.5%、60代4.3%が続き、50代以下は0.0~0.9%だった。

国内では1月28日、中国への渡航歴のない奈良県のバス運転手男性の感染が、日本人として初めて確認された。

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