死亡女性が130万円提示=「お金払っても死にたい」―ALS患者嘱託殺人

社会

難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者の林優里さん=当時(51)=から依頼を受け薬物を投与し殺害したとして、嘱託殺人容疑で医師2人が逮捕された事件で、林さんが大久保愉一容疑者(42)=仙台市=側に130万円の支払いを提示していたことが27日、捜査関係者への取材で分かった。

林さんは事件直前の2019年11月下旬、山本直樹容疑者(43)=東京都港区=の口座に、2日に分けて50万円と80万円を振り込んでおり、京都府警は両容疑者への報酬とみている。

捜査関係者によると、削除されたインターネット交流サイト(SNS)のやりとりなどを復元したところ、林さんが大久保容疑者に「お金を払ってでも死にたい」という趣旨を繰り返し伝えていたことが判明。同容疑者が山本容疑者の口座番号を林さんに教え、林さんが現金130万円の入金を提示していたという。

医師嘱託殺人事件で亡くなったALS発症前の林優里さん(遺族提供)医師嘱託殺人事件で亡くなったALS発症前の林優里さん(遺族提供)

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