日中外相、往来再開を早期調整へ=茂木氏、尖閣で慎重対応要求

政治・外交

茂木敏充外相は29日、中国の王毅国務委員兼外相と電話会談し、新型コロナウイルス感染の影響で止まっているビジネス客などの人的往来再開に向け、早期に調整を進めていくことで一致した。迅速で透明な形での知見の共有、国際的な公衆衛生対策で引き続き連携することも確認した。

一方、茂木氏は、沖縄・尖閣諸島沖で中国公船が領海侵入を繰り返している問題を提起し、中国側に改めて慎重な対応を求めた。「国家安全維持法」を施行し、香港への統制を強める中国側の動きについても「懸念」の意を伝えた。

政府関係者によると、新型コロナの影響で延期されている習近平国家主席の国賓来日に関しては話題にならなかったという。電話会談は中国側の申し出を受けたもので、約1時間20分行われた。

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