日照不足で野菜高騰=ニンジン、ジャガイモが倍に

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全国的に長引く雨や日照不足で野菜の育ちが悪く、価格が高騰している。ニンジンやジャガイモの卸値は平年の2倍以上に達した。農林水産省は「8月頭に梅雨明けすれば、8月後半には落ち着く」(園芸作物課)と見込む。ただ、梅雨の長期化や猛暑など天候次第では高値が続く可能性があり、食卓の負担が増す恐れがある。

東京都中央卸売市場での27日の価格(1キロ当たり)は、ニンジンが平年の2.2倍となる321円、ジャガイモは2.1倍の315円、レタスは1.7倍の291円、ナスは1.6倍の520円となるなど、幅広い野菜が値上がりしている。

同市場に出荷されるニンジンの産地は青森県や北海道、ジャガイモは静岡県などだ。農水省によると、日照不足で生育が遅れたり、小ぶりな実しかできなかったりしている。長野県が主産地のレタスは、長雨で腐ることもあるという。

農水省が29日に発表した食品スーパーなどの7月20~22日の小売価格動向(全国平均、1キロ当たり)は、ジャガイモが平年比61%高の630円、キュウリは31%高の672円だった。

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