「一部地域で感染速度増」=厚労省助言組織が見解―新型コロナ

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新型コロナウイルス感染症対策などを助言する厚生労働省の専門家組織「アドバイザリーボード」の会合が30日、同省で開かれた。同組織は直近の国内感染状況について、都市部を中心に感染が増加しているが、そのスピードは「3、4月よりもやや緩慢」と分析。一方で「一部地域では感染拡大のスピードが増しており、憂慮すべき状況」との見解をまとめた。

29日時点の1週間の累積感染者数(人口10万人当たり)は全国で4.88人。ただ、東京都(12.98人)、大阪府(11.23人)、福岡県(9.05人)、愛知県(8.89人)、沖縄県(8.12人)などでは、拡大ペースが上がっている。

重症患者数も少しずつ増えており、全国では22日時点で54人、東京は29日時点で22人。重症患者用病床に占める割合はそれぞれ約2%、約6%となった。

同組織は見解の中で、「基本的な感染対策が行われていれば、買い物や公共交通機関などで感染が拡大する状況ではない」と指摘。ただ、新規感染者の増加により、「保健所や医療機関の対応に悪影響が生じている」とした上で、負担減のために「新規感染者数を減少させるための迅速な対応が求められる」と言及した。

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