セブン&アイ、米コンビニを2兆円で買収=海外事業強化―コロナ拡大後、世界最大

経済・ビジネス

セブン&アイ・ホールディングスは3日、米石油精製大手マラソン・ペトロリアム傘下でコンビニエンスストアを併設するガソリンスタンド部門「スピードウェイ」を買収すると発表した。買収額は210億ドル(約2兆2000億円)で、新型コロナウイルス感染拡大後では世界最大とみられる。成長が見込める海外で事業拡大を目指す。2021年1~3月期までに手続きを終える予定。

企業の合併・買収(M&A)助言会社のレコフによると、日本勢による海外企業へのM&Aとしては過去4番目の規模。今回の買収で、セブン&アイ傘下の米セブン―イレブンは米国内の店舗数を1.4倍に拡大。業界2位を大きく引き離す。電話記者会見した井阪隆一セブン&アイ社長は「マーケットリーダーの地位を確立できる千載一遇のチャンスだ」と語り、買収の意義を強調した。

買収後は規模を生かした効率化やスピードウェイ店舗へのプライベートブランド商品導入などで相乗効果を狙う。井阪氏は米セブン―イレブンを「グループをけん引する最も重要な成長ドライバー」と位置付ける。買収後3年で北米の営業利益を2倍に押し上げる計画だ。

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