日航、赤字937億円=再上場後で最大、コロナ響く―4~6月期

経済・ビジネス

日本航空が3日発表した2020年4~6月期連結決算(国際会計基準)は、純損益が937億円の赤字(前年同期は129億円の黒字)となった。四半期ベースの赤字額としては経営破綻直前の09年4~6月期の990億円に次ぐ規模で、再上場した12年以降では最大。新型コロナウイルス感染拡大を受けた各国の出入国規制や国内での外出自粛により、旅客数が落ち込んだことが響いた。

航空業界では、ANAホールディングスも4~6月期連結純損益が1088億円の赤字。新型コロナの影響で大手2社がそろって大幅赤字を計上した。日航の菊山英樹専務は決算記者会見で「非常に厳しい結果となった」と述べた。

日航の連結売上高は前年同期比78.1%減の763億円。国際線の旅客収入が97.9%減、国内線が85.1%減と激減した。本業による損益に投資収益を加えたEBIT(税・利払い前損益)は、1310億円の赤字(前年同期は199億円の黒字)となった。

抜本的なコスト削減に向け、当初は年600億円としていた人件費など固定費の削減計画を900億円に拡大する。設備投資も追加で300億円抑制する。

2020年4~6月期決算の記者会見に臨む日本航空の菊山英樹専務=3日午後、国土交通省2020年4~6月期決算の記者会見に臨む日本航空の菊山英樹専務=3日午後、国土交通省

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