韓国人原爆犠牲者の慰霊祭=「世界平和続くよう努力」―広島

社会

広島で原爆の犠牲になった韓国人の慰霊祭が5日、広島市中区の平和記念公園で開かれた。主催した在日本大韓民国民団広島県地方本部の李英俊団長は追悼の辞で、「犠牲になった魂を無駄にすることなく、世界平和が続くよう努力していく」と誓った。

慰霊祭では、この1年間に亡くなった13人を加えた計2773人の死没者名簿が慰霊碑に納められた。出席した駐広島韓国総領事館の金宣杓総領事は、「二度と東北アジアと韓半島(朝鮮半島)で戦争が起きないよう努力しなければならない」と述べた。

被爆者で在日韓国人2世の李鐘根さん(90)は「あと20年もすれば被爆者がいなくなる。核が一日も早く地球からなくなることを願い、若い人に語り継ぎたい」と語った。

慰霊祭は今年51回目。新型コロナウイルスの影響で規模を縮小し、160人が参列した。

原爆の犠牲になった韓国人の慰霊碑に献花する参列者=5日午前、広島市中区の平和記念公園原爆の犠牲になった韓国人の慰霊碑に献花する参列者=5日午前、広島市中区の平和記念公園

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