核禁条約批准、強く求める=被爆者団体、安倍首相と面談―広島

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広島の被爆者7団体は6日、広島市内のホテルで安倍晋三首相と面談し、核兵器禁止条約への署名・批准を強く求めた。広島県原爆被害者団体協議会(県被団協)の箕牧智之理事長代行(78)は「被爆75年というメモリアルのチャンス。被爆者に希望を与えてほしい」と訴えた。

首相は「アプローチは異なるものの、条約が目指す核廃絶というゴールはわが国も共有している」と説明。「核軍縮進展に向けた国際的な議論を積極的にリードする」と述べた。

別の県被団協の佐久間邦彦理事長(75)は「黒い雨」訴訟の原告全員を被爆者と認めた広島地裁判決への控訴を断念するよう要望。同席した加藤勝信厚生労働相は「真摯(しんし)に受け止め、県、市、関係省庁とも協議し対応を決めたい」と述べるにとどめた。

被爆者団体代表との面談に臨む安倍晋三首相(左から3人目)ら=6日午前、広島市中区(代表撮影)被爆者団体代表との面談に臨む安倍晋三首相(左から3人目)ら=6日午前、広島市中区(代表撮影)

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