目立つ空席、ホーム閑散=帰省シーズン迎えた週末―東京・名古屋

社会

新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、お盆休みの帰省シーズンを迎えた8日午前、各地の新幹線ホームは連休初日にもかかわらず閑散としていた。帰省客の姿は少なく、「すぐに戻る予定」「やむを得ず移動する」などの声が聞かれた。

JR東海によると、午前10時までに東京駅を出発した東海道新幹線自由席の乗車率は最高50%。同駅から新大阪や博多行きの車両が次々と出発していたが、いずれも空席が目立った。

東京都台東区の男性会社員(34)は、親族の葬儀で大阪府内へ。両親が住む和歌山県の実家には立ち寄らない予定で、「用事を済ませたらすぐに帰る」と話した。

名古屋市内に帰省する都内の50代女性は「1人暮らしで高齢の父親の様子を見に行く。ちゃんとご飯を食べているか心配だ」と話し、足早に車両に乗り込んだ。

独自の「緊急事態宣言」を出した愛知県の名古屋駅ホームでも、帰省客らの姿はまばらだった。「あまり実家に帰れていなかったので」と話す三重県四日市市の女性会社員(34)は娘と山口市に帰省。「子供が車内でいろいろな所を触らないか心配だ」と不安を口にした。

法事のため高松市に向かう神奈川県藤沢市の自営業女性(77)は消毒液を持ち歩いているといい、「こんな時期に移動したくないがやむを得ない」と話した。

乗車待ちの人も少ないJR東京駅の東海道新幹線ホーム=8日午前乗車待ちの人も少ないJR東京駅の東海道新幹線ホーム=8日午前

愛知県が独自の緊急事態宣言を出し、帰省客もまばらなJR名古屋駅の新幹線ホーム=8日午前、名古屋市愛知県が独自の緊急事態宣言を出し、帰省客もまばらなJR名古屋駅の新幹線ホーム=8日午前、名古屋市

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