ソフトバンクG、純利益1.2兆円超=米社株売却で黒字転換―4~6月期

経済・ビジネス

ソフトバンクグループ(SBG)が11日発表した2020年4~6月期連結決算は、純利益が前年同期比11.9%増の1兆2557億円だった。米携帯電話スプリントの株式の売却に伴い一時的な利益が7000億円強上積みされた。四半期ベースでは、直前20年1~3月期の純損失1兆4381億円から黒字転換した。

20年4~6月期の売上高は、2.0%減の1兆4500億円、税引き前利益は50.9%減の8330億円。運用額10兆円規模の「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」などが保有する株式の評価額低迷を反映した。孫正義会長兼社長は11日の決算説明会で、投資環境は「完全ではない」と指摘。新型コロナウイルスの感染第2波による経済混乱も念頭に「守りの構えで備える」と語った。

投資先の英半導体設計大手アームについて、孫氏は「株式の一部あるいは全部を売却することや21~22年の再上場を検討している」と明らかにした。米英メディアは、米半導体大手エヌビディアがアーム買収に意欲を示していると報じている。

オンラインで決算説明会に臨むソフトバンクグループの孫正義会長兼社長=11日オンラインで決算説明会に臨むソフトバンクグループの孫正義会長兼社長=11日

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