〔決算〕東芝、4~6月期営業損益は126億円の赤字=新型コロナで5年ぶり

経済・ビジネス

東芝=2020年4~6月期連結営業損益は126億円の赤字(前年同期は78億円の黒字)だった。同期間の赤字は15年以来5年ぶり。新型コロナウイルスの感染拡大に伴うハードディスク(HDD)工場の稼働率低下など、電子デバイス事業の低迷が響いた。

電子デバイス事業への影響額は252億円。フィリピンでHDD工場の操業が3カ月近く停止したほか、中国向けの半導体製造装置納入も遅れた。印刷やインフラ事業へのマイナス影響も大きかった。

売上高は26.2%減の5998億円、純利益は113億円の赤字だった。

21年3月期の業績予想に変更はない。加茂正治上席常務はオンライン会見で「工事遅れなどはリカバリーできる」と説明した。

一方、米中対立の激化に関し、加茂氏は「中国との取引(内容)を確認する体制を、さらに強化しないといけない」と強調した。(了)

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