〔決算〕富士フイルムHD、21年3月期は減収減益予想=新型コロナでカメラ販売減

経済・ビジネス

富士フイルムホールディングス=2021年3月期の連結業績予想を公表し、減収減益を見込む。新型コロナウイルス感染拡大による店舗休業や外出規制の影響で、カメラ製品、印画紙などの販売減が響く。

同社は新型コロナによる通期のマイナス影響について、売上高で2200億円、営業利益で650億円、純利益で450億円発生すると試算。オンラインで記者会見した助野健児社長は「第1四半期を底に、徐々に回復する前提で計画を立案した」と説明した。

一方、国内で実施している新型コロナ治療薬候補「アビガン」の臨床試験(治験)について、助野社長は「当初計画よりも時間を要している」と説明。治験に協力する病院を増やしているといい、「できるだけ早く治験を終了させ、承認申請手続きを進める」と述べた。

20年4~6月期連結決算は減収、営業減益。純利益は富士ゼロックスを完全子会社化した影響で大幅増益だった。(了)

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