五山送り火、規模縮小し実施=見物客、コロナ終息祈る―京都

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京都のお盆の伝統行事「五山送り火」が16日夜、京都市内で行われた。今年は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、規模を縮小して実施された。

五山送り火は毎年8月16日、山肌で「大」などの文字の形に組んだまきを燃やし、お盆に迎えた先祖の霊を見送る宗教的な伝統行事。今年は五山の全てで点火箇所を絞り、「大文字」では文字の各頂点と中心の計6カ所に限った。

午後8時、東山の如意ケ嶽に点火され、巨大な「大」の字が夏の空に浮かび上がると、見物客から歓声が上がった。

出町橋付近で見学していた京都市上京区の主婦(72)は「毎年送り火を見ているが、こんな五山の送り火は初めて。ご先祖様にあいさつをするために来た」とマスク姿で山に向かって手を合わせた。「来年はコロナが終息して、きれいな大の字を見せてください」と願いも込めたという。

五山送り火の様子は、動画投稿サイト「ユーチューブ」でもライブ配信された。

コロナ禍で規模を縮小して実施された京都の夏の伝統行事「五山送り火」(16日撮影、写真左)。同右は2018年に行われたものコロナ禍で規模を縮小して実施された京都の夏の伝統行事「五山送り火」(16日撮影、写真左)。同右は2018年に行われたもの

コロナ禍で規模を縮小して実施された京都の夏の伝統行事「五山送り火」=16日夜、京都市コロナ禍で規模を縮小して実施された京都の夏の伝統行事「五山送り火」=16日夜、京都市

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