豪首相、訪日を検討=中国けん制で―地元紙

政治・外交

【シドニー時事】20日付のオーストラリア主要紙オーストラリアン・フィナンシャル・レビューは、モリソン首相が数カ月以内に、日本を訪問する方向で検討していると報じた。インド太平洋地域で影響力を高める中国をけん制し、米国に対して11月の米大統領選後も同地域への関与強化を求めるメッセージを送る狙いがあるという。

同紙によれば、今回は、自衛隊と豪州軍の相互訪問を促進する「日豪円滑化協定」の調印も予定している。訪日は安倍晋三首相が強く要請。モリソン氏も意欲的だが、帰国後に2週間の隔離を行う必要があるなど課題も多い。

モリソン氏は当初、ワシントンで開かれる先進7カ国首脳会議(G7サミット)に合わせて日本に立ち寄る方向だったが、サミットは大統領選後となった。

豪州は、新型コロナウイルスの発生源をめぐる国際的な調査を求めたことで中国との関係が悪化した。中国は18日には豪州産ワインの反ダンピング(不当廉売)調査に着手しており、豪州への圧力を高めている。

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