東大出身合格者が過去最少=国家公務員の総合職試験―人事院

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人事院は21日、幹部候補となる国家公務員総合職の2020年度採用試験の合格者が1717人だったと発表した。合格者の出身大学トップは東京大で249人だったが、19年度より58人減少し、旧I種試験を含め記録が残る1998年度以降で最も少なかった。人事院は、採用意欲の高い民間企業に学生が流れたことが背景にあるとみている。

今回は新型コロナウイルスの感染拡大を受け、1次試験が延期されたため、予定より2カ月遅れの発表となった。

申込者数は1万6730人。合格者は19年度より81人減り、競争率は9.7倍だった。合格者のうち、女性は511人。全体に占める割合は29.8%で、過去最高だった19年度を1.7ポイント下回った。

合格者の出身大学別では東大が最多で、京都大131人、早稲田大90人、北海道大69人と続いた。合格者の半数以上は国立大学の出身だった。

各府省は例年、合格者を対象に面接を実施しているが、今回は試験延期の影響で、合格者の発表前に面接を実施した。今後、採用内定者を絞り込む。

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