イベント制限、来月末まで再延長=「5000人以内」維持―政府コロナ分科会

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政府は24日、新型コロナウイルス感染症対策分科会(会長・尾身茂地域医療機能推進機構理事長)を開き、新型コロナの感染拡大を受けて8月末まで延長していた大規模イベントの参加人数制限を、9月末まで再延長する方針で一致した。また、直近の状況として地域によっては新規感染者数が減り始めているとしつつ、「3密」防止など感染対策の継続を重ねて呼び掛けた。

政府はプロスポーツやコンサートなどの大規模イベントの開催に当たり、参加人数を5000人までとする制限を8月1日に撤廃する予定だった。しかし、全国で新型コロナ感染者の増加傾向が見られたため、8月末まで制限を延長した。

西村康稔経済再生担当相は分科会後の記者会見で、参加人数制限を9月も継続する理由について「新規陽性者の減少傾向が続くかはっきりしない。医療提供体制への負荷も続いている」と説明。一方、感染の減少傾向が確認できれば9月末を待たずに制限緩和を検討する考えを示した。

分科会は、新型コロナ感染者や濃厚接触者、その家族らに対するネット上の中傷などが悪化しているとして問題視。偏見・差別とプライバシーに関するワーキンググループ(WG)の設置を決めた。来週にも初会合を開く。西村再生相は会見で「秋のできるだけ早い時期に中間取りまとめをしたい」と述べた。

新型コロナウイルス感染予防対策として、観客数を制限して行われるプロ野球の試合=7月26日、福岡ペイペイドーム新型コロナウイルス感染予防対策として、観客数を制限して行われるプロ野球の試合=7月26日、福岡ペイペイドーム

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