かんぽ生命、営業再開方針を決定=10月にも「おわび行脚」から―日本郵政

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日本郵政グループは26日、保険商品の不正販売を受けて昨年7月から自粛を続けてきた傘下のかんぽ生命保険の営業再開方針を決めた。当面は保険など金融商品の積極的な勧誘は行わず、顧客への謝罪や再発防止体制の説明など信頼回復に向けた取り組みを優先する。具体的な日程は明らかにしていないが、10月にも謝罪活動から始める見通しだ。

日本郵政はまた、不正販売問題で新たに郵便局の募集人413人と郵便局長ら当時の監督責任者229人の処分を発表。処分の総数は1217人に上った。

日本郵政は同日の取締役会で、自粛中の営業について「業務開始の条件はおおむね充足された」と決議した。増田寛也社長は記者会見で「おわびすることから始め、新たな一歩を踏み出したい」と強調した。

具体的な再開時期は、信頼回復が最優先との姿勢を社員に浸透させた上で決める考えで、「10月になる」(関係者)との見方が出ている。ただ、増田社長は「今年度はおわび行脚で精いっぱいになる」とも述べ、新契約の獲得など本格的な営業活動は来年度以降にずれこむ見通しを示した。

記者会見する日本郵政の増田寛也社長(手前)と日本郵便の衣川和秀社長=26日午後、東京都千代田区記者会見する日本郵政の増田寛也社長(手前)と日本郵便の衣川和秀社長=26日午後、東京都千代田区

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