声明でインド復帰呼び掛け=年内決着の方針確認―RCEP交渉
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日中韓と東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟国などは27日、東アジア地域包括的経済連携(RCEP)交渉の閣僚会合を約2カ月ぶりにテレビ会議で開催した。終了後、「RCEPはインドに対して引き続き開かれている」との共同声明を発表し、交渉離脱を表明したインドに復帰を呼び掛けた。年内の交渉決着方針も確認した。
日本からは梶山弘志経済産業相が出席した。インドは前回に続き不参加だった。
声明では、2012年の交渉立ち上げからインドが参加してきたことや、「地域の繁栄に貢献する同国の潜在力」を強調した。交渉国はインドを含む16カ国での協定署名を目指しており、日本は11月にも開くRCEP首脳会議に向け各国と協力する。
テレビ会議形式の東アジア地域包括的経済連携(RCEP)閣僚会合に臨む梶山弘志経済産業相=27日午前、東京都千代田区
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