短期決戦、菅氏が軸=各派対応急ぐ―両院総会で14日投開票・自民総裁選

政治・外交

安倍晋三首相の後継を選ぶ自民党総裁選で、菅義偉官房長官(71)が出馬の意向を固めたことを受け、各派閥は31日、相次ぎ対応を協議した。短期決戦で行われる総裁選は、既に派閥横断で一定の支持のある菅氏が軸になる見通し。岸田文雄政調会長(63)も立候補を明言しており、石破茂元幹事長(63)の動向を含め、選挙戦の構図がどう定まるかが焦点だ。

自民党は総裁選日程を「9月8日告示―同14日両院議員総会で投開票」とする案を決めた。菅氏は派閥に所属していないが、二階俊博幹事長の率いる二階派(47人)が支持する方針。他派の幹部や無派閥議員からも推す声が出ている。新型コロナウイルス対応が急務とされる中、歴代最長の安倍政権を支えてきた安定感や「政策の継続性」を理由としている。

菅氏は31日午前、首相官邸で定例記者会見に臨み「私の件を含めて総裁選についてはコメントは差し控えたい」と述べた上で「当面は新型コロナ対策が最大の課題だ」と強調した。1日に総裁選日程が決まった後に正式に態度表明する。

首相官邸に入る菅義偉官房長官(右)=31日午前、東京・永田町首相官邸に入る菅義偉官房長官(右)=31日午前、東京・永田町

安倍晋三首相との面会後、取材に応じる自民党の岸田文雄政調会長=31日正午ごろ、首相官邸安倍晋三首相との面会後、取材に応じる自民党の岸田文雄政調会長=31日正午ごろ、首相官邸

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