JR東、定期券値上げ検討=割安の「オフピーク」新設―民営化後初

経済・ビジネス

JR東日本の深沢祐二社長は3日の記者会見で、定期券の値上げを検討する方針を明らかにした。詳細は今後詰めるが、定期券を含む運賃の値上げは消費税増税の影響を除き、1987年の国鉄分割民営化で同社が発足してから初めて。一方、ラッシュ時間帯は使えない代わりに割安な「オフピーク定期券」の新設も検討する。運賃に差をつけることで利用時間帯の分散を促す。

ただ、運賃の値上げ改定には国土交通省の認可が必要となるため、いずれも実現には時間がかかりそうだ。

新型コロナウイルスの感染拡大を受けて時差通勤や在宅勤務が拡大、定期券代の支給をやめる企業も出るなど、鉄道の利用状況も変わりつつある。深沢社長は会見で「コロナ収束後も元には戻らない」と述べ、抜本改革に取り組む考えを示した。

[Copyright The Jiji Press, Ltd.]

時事通信ニュース 販売・価格改定・販促・見本市など 日本