枝野氏「政権の選択肢に」=代表選へ出馬表明―合流新党

政治・外交

立憲民主党の枝野幸男代表は4日、衆院議員会館で記者会見し、国民民主党などとの合流新党の代表選(7日告示、10日投開票)に立候補すると表明した。「(野党の)離合集散の歴史に終止符を打つ」とした上で、「政権の選択肢となり政治に緊張感を取り戻す」と述べた。新党名には「立憲民主党」を掲げる意向を示した。

枝野氏は合流新党に関し、「意見の違いを認め合う政党文化をつくる」と強調。自民、公明両党の連立政権に対抗し、「新自由主義的社会から脱却し、分かち合う社会を築き、暮らしの安心を取り戻す」と訴えた。

新型コロナウイルス感染拡大を受けた経済政策では、消費税の時限減税や定額給付金の制度化などを組み合わせ、「冷え込んだ消費を刺激し、経済再生の着実な一歩を踏み出す」と語った。

国民の玉木雄一郎代表は合流新党に参加せず、別の新党を設立する考えを示している。これに関し、枝野氏は「志で共通する皆さんとできる限り協力したい」と述べるにとどめた。

これに先立ち、国民の泉健太政調会長も記者会見し、代表選への出馬を表明した。新党名には「民主党」を提案。「消費税ゼロ」や「改革中道の政治」を実現すると訴えた。

立憲、国民両党は4日、合流新党に衆院106人、参院43人の計149人が参加すると発表した。立憲から所属89人のうち88人、国民から所属62人のうち小沢一郎衆院議員ら40人、無所属から野田佳彦前首相、岡田克也元外相ら21人が加わる。

合流新党は、2017年に分裂した旧民進党と同規模の野党第1党となる。10日に代表・党名を決める選挙を実施。15日の結党大会で発足する。

◇新党不参加の国民議員

【衆院】前原誠司、古川元久、古本伸一郎、吉良州司、岸本周平、玉木雄一郎、山尾志桜里、浅野哲、西岡秀子

【参院】大塚耕平、榛葉賀津也、柳田稔、足立信也、小林正夫、増子輝彦、礒崎哲史、川合孝典、浜野喜史、伊藤孝恵、田村麻美、浜口誠、矢田稚子

(注)敬称略。

代表選出馬を表明する立憲民主党の枝野幸男代表=4日午後、東京・永田町代表選出馬を表明する立憲民主党の枝野幸男代表=4日午後、東京・永田町

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