二階幹事長「角栄超え」=通算在職日数、歴代最長に―自民

政治・外交

自民党の二階俊博幹事長の通算在職日数が8日で1498日となり、政治の師と仰ぐ田中角栄元首相の最長記録を塗り替える。二階氏は、安倍晋三首相の後継総裁の下でも続投を狙っており、自らの記録をさらに大きく伸ばす可能性もある。

二階氏は2016年8月、自転車事故で負傷した谷垣禎一前幹事長の後任として総務会長から起用された。1993年に離党、曲折を経て03年に復党した経歴の持ち主だが、「政局観、政治観がずばぬけている」(菅義偉官房長官)と一目置かれる党内きっての策士だ。17年3月の党大会で総裁任期を連続3期9年に延長、長期政権を後押しし、17年衆院選、19年参院選を勝利に導いた。

安倍首相の後継選びでは、いち早く菅氏出馬に道筋を付け、細田、麻生、竹下の主要3派が菅氏支持に雪崩を打つきっかけをつくった。くしくも記録を更新する8日は総裁選の告示日に当たる。

ただ、二階派のなりふり構わぬ拡張路線や、公職選挙法違反の罪に問われた河井案里参院議員の陣営に対する破格の選挙資金1億5000万円送金などで「党を私物化している」(岸田派中堅)と反発も強い。「菅政権」誕生を見据え、二階派と主要3派との主導権争いも表面化しており、二階氏の政治手法が党内にあつれきを生んでいる面も否めない。

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