菅氏「不妊治療に保険適用」=待機児童解消に決意―自民総裁選

政治・外交

自民党総裁選に立候補した菅義偉官房長官(71)、岸田文雄政調会長(63)、石破茂元幹事長(63)は9日、党青年局・女性局主催の討論会に出席し、少子化対策や党運営をめぐって議論した。菅氏は「子供を産むハードルを下げるべきだ。出産を希望する世帯を広く支援するため、不妊治療の保険適用を実現したい」と訴えた。

不妊治療の費用は高額なため、不妊に悩む夫婦からは公的支援の強化を求める声が根強い。保険適用が実現する時期について、菅氏は同日夜の日本テレビ番組で「1年や2年かかる」と述べた上で「その間に助成制度を増やしていきたい」と語った。

菅氏は討論会で、安倍政権で進めた教育無償化や男性の育児参加を実績として示し、「待機児童問題に終止符を打つ」と決意を表明した。

女性政策に関し、岸田氏は「乳がん・子宮がん検査の費用、出産費用についても思い切った支援によって実質ゼロにする予算的な後押しも必要だ」と提唱。石破氏は「世界のいろんな事例に学び、いい例を一つ一つ実行していく。それしかない。そのためにも地方創生は大事だ」と語ったが、具体策には触れなかった。

自民党青年局・女性局主催の討論会に臨む(左から)岸田文雄政調会長、菅義偉官房長官、石破茂元幹事長=9日午後、東京・永田町の同党本部自民党青年局・女性局主催の討論会に臨む(左から)岸田文雄政調会長、菅義偉官房長官、石破茂元幹事長=9日午後、東京・永田町の同党本部

[Copyright The Jiji Press, Ltd.]

時事通信ニュース 選挙 政党 日本