村上正邦氏死去、88歳=元自民参院議員会長

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自民党参院議員会長、労相を務め、「参院のドン」と称された村上正邦(むらかみ・まさくに)氏が10日午前4時半、埼玉県朝霞市内の病院で死去した。88歳だった。福岡県出身。葬儀の日取りなどは未定。

拓殖大卒。国会議員秘書を経て1980年、参院選旧全国区で初当選した。当選4回。92年、宮沢改造内閣の労相として初入閣。その後、党参院幹事長、参院議員会長を歴任した。与野党逆転下の参院で野党幹部と気脈を通じ、国会対策に精通。実力者として君臨した。

2000年4月に小渕恵三首相が脳梗塞で倒れた際には、青木幹雄官房長官、森喜朗幹事長、野中広務幹事長代理、亀井静香政調会長と善後策を協議。密室で森首相誕生の流れをつくったとして「5人組」と呼ばれた。

01年2月、ケーエスデー中小企業経営者福祉事業団(KSD)事件の責任を取って議員辞職、証人喚問も受けた。その後、東京地検特捜部に逮捕・起訴され、受託収賄罪で実刑判決が確定、服役した。

村上正邦氏村上正邦氏

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