飲食店の時短、都外の外出自粛解除=感染状況、1段階引き下げ―東京都

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東京都は10日、新型コロナウイルス対策本部会議を開き、23区内の飲食店などに求めている営業時間の短縮要請を15日で終了することを決めた。旅行など都外への外出自粛要請の解除も決定。感染者数が減少傾向にあることを踏まえ、4段階で評価する感染状況は、最も深刻な「感染が拡大している」から「再拡大に警戒が必要」に1段階引き下げた。

小池百合子知事は会議後に記者会見し、「今後、都外へ外出する際には感染防止対策に万全を期していただきたい」と述べた。知事は9日に都内で西村康稔経済再生担当相と面会した際、政府の観光支援事業「Go To トラベル」キャンペーンに東京発着分を追加する場合、都民の旅行や都内の観光業者への上乗せ支援を要望した。

対策会議に先立ち、都は専門家を交えたモニタリング(監視)会議を開き、7月15日から続いていた「感染拡大」の評価を引き下げた。ただ、会議で東京都医師会の猪口正孝副会長は「減少速度は緩やかで、再び増加することに警戒が必要だ」と指摘した。

都内の1日当たりの新規感染者数(7日間平均)は、8月上旬には340人を超えていたが、9月9日時点では148.6人に減少した。都は8月3~31日に都内全域で、酒類を提供する飲食店とカラオケ店を対象に午後10時までの時短営業を要請。23区内の店舗に限り今月15日まで延長した。

記者会見する小池百合子東京都知事=10日午後、都庁記者会見する小池百合子東京都知事=10日午後、都庁

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