「桜を見る会」来年以降も中止=コロナ対策優先、予算要求せず―菅首相

政治・外交

菅義偉首相は16日の記者会見で、今春の開催が見送られた首相主催「桜を見る会」に関し、「私が首相に就任したのを機に来年以降、今後は中止したい」と明言した。菅首相は「安倍政権が長くなる中で招待客が多くなり、会の在り方についてもいろいろな批判がある」と指摘した。

桜を見る会をめぐっては昨年、安倍晋三前首相の後援会関係者が多数招かれていたことが「税金の私物化」と批判された。これを踏まえ官房長官だった菅氏が今春の開催中止を発表。2021年度予算案の概算要求までに開催方法などを見直す方針を示していた。

菅首相は会見で、来年以降も中止する理由について「今はコロナ対策に集中したいという強い思いの中で、予算要求しないことを決めた」と説明した。一方、森友学園への国有地売却をめぐる公文書改ざん問題に関しては「既に財務省で調査、処分を行っている。検察の捜査も行われて結論も出ている話だ」と述べ、再調査に否定的な立場を重ねて示した。

新内閣発足後、初の記者会見をする菅義偉首相=16日午後、首相官邸(代表撮影)新内閣発足後、初の記者会見をする菅義偉首相=16日午後、首相官邸(代表撮影)

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