政府・日銀、連携で一致=菅首相と黒田総裁が初会談

政治・外交

菅義偉首相と日銀の黒田東彦総裁は23日、首相官邸で会談し、新型コロナウイルスの影響を受ける国内外の経済情勢や金融市場動向について意見交換した。会談後、黒田総裁は記者団に対し、「政府・日銀が十分に意思疎通してしっかり連携し、政策運営することで一致した」と述べた。

菅氏が首相に就任して以来、黒田総裁と官邸で会談するのは初めて。安倍晋三前政権に続き協調姿勢を打ち出すことで、経済政策「アベノミクス」の継承をアピールした格好だ。

黒田総裁はまた、連休中に進んだ円高について「為替はファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)を反映し、安定して推移することが望ましい」と述べ、市場の動きをけん制。政府と日銀の共同声明に盛り込まれている2%の物価上昇目標をめぐっては「具体的に(菅首相と)話したことはないが、実現を目指す考え方に全く変わりはない」と語った。

菅義偉首相との会談後、記者団の質問に答える日銀の黒田東彦総裁(中央)=23日午後、首相官邸菅義偉首相との会談後、記者団の質問に答える日銀の黒田東彦総裁(中央)=23日午後、首相官邸

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