色丹島で初の道路舗装=ロシア、実効支配強化

政治・外交

【モスクワ時事】北方領土を事実上管轄するロシア極東サハリン州は24日、北方領土の色丹島で道路のアスファルト舗装工事が始まったと発表した。色丹島で道路が舗装されるのは初めて。

日ロ両国は平和条約締結後の歯舞、色丹両島の引き渡しを明記した1956年の日ソ共同宣言を基礎に交渉することで合意している。しかし、ロシア側は昨年、色丹で大規模水産加工場を稼働させるなど実効支配を強化している。

工事は色丹の斜古丹(ロシア名マロクリリスコエ)で始まり、2.5キロ以上を舗装する予定。政府の「クリール諸島(北方領土と千島列島)社会経済発展計画」に基づき行われる。工事担当者は「11月末までに終わらせる予定だ」と述べた。来年には斜古丹と大規模水産加工場のある穴澗(ロシア名クラボザボツコエ)を結ぶ道路の舗装も計画している。

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