北方領土で軍事演習=首脳の電話会談に合わせロシア

政治・外交

【モスクワ時事】ロシア軍東部軍管区は29日、北方領土を含むクリール諸島で1500人以上が参加する軍事演習を開始したと発表した。29日は菅義偉首相が就任後初めてとなるプーチン大統領との電話会談を実施。ロシア側としては領土問題で譲らない姿勢を示し、日本側をけん制する意図がありそうだ。

この区域でロシア軍の主な軍事施設は北方領土の国後島や択捉島にあり、両島を中心に訓練を行うとみられる。択捉島の瀬石温泉(ロシア名ガリャーチエ・クリュチ)や国後島のラグンノエでは部隊が行進を行った。

演習には無人機や軍事車両など約200の軍備品が投入され、上陸阻止を想定した訓練を行う。ロシア軍は北方領土を極東の軍事拠点として重視しており、最新鋭の地対艦ミサイルシステムなどの配備を進めている。

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