ホンダ、F1撤退=「環境」に注力、21年限り

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ホンダは2日、自動車のF1世界選手権シリーズから2021年限りで撤退すると発表した。22年以降の参戦については態度を明らかにしていなかった。

オンラインで会見した八郷隆弘社長は今後の経営について、環境への取り組みが最重要課題だと説明。30年に「四輪車販売の3分の2を電動化」するとの目標に加え、50年には「(CO 2排出量を実質ゼロにする)カーボンニュートラル実現を目指す」方針を明らかにした。これらを実現するため、「F1で培ったエネルギーマネジメント技術や燃料技術、人材を先進パワーユニットとエネルギーの研究開発に振り向ける」と、活動終了の理由を述べた。

ホンダは15年からエンジンを中心とするパワーユニット供給元としてF1に復帰。昨季、レッドブル・ホンダが復帰後初勝利を含む3勝を挙げ、今季もレッドブル・ホンダとアルファタウリ・ホンダが各1勝し、復帰後5勝を挙げている。

1964年の初参戦以降、F1で参戦と撤退を繰り返してきたホンダは、金融危機による世界的な景気低迷の影響を受け、08年限りで撤退。15年、7年ぶりに「第4期」として復帰していた。八郷社長は「今回、ある一定の成果は得られた。(22年以降の)再参戦は考えていない」と話した。

快走するレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン=8月9日、英シルバーストーン・サーキット(EPA時事)快走するレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン=8月9日、英シルバーストーン・サーキット(EPA時事)

オンライン会見でF1撤退を発表するホンダの八郷隆弘社長=2日オンライン会見でF1撤退を発表するホンダの八郷隆弘社長=2日

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