画面越しに都内観光=特産品付き、島しょ部も

政治・外交

東京都は10月から、新型コロナウイルスとの共存を目指す旅行形態の一つとして、ビデオ会議システム「ズーム」を使い、都内の観光名所を巡るオンラインツアーを開催する。参加者には特産品を事前に送付し、画面越しに旅気分を感じてもらう。来年2月まで19回開催するが、いずれの回も異なる内容で、三宅島などの島しょ部を楽しむコースも設ける。

ツアーの参加費は無料だが、特産品代として1000円程度かかる。5日から専用ウェブサイトで申し込みを受け付ける。各回の定員は約20人で、最少催行人数は1人。

ツアー用の動画は、各地域の観光協会が事前に撮影。当日は、協会のガイドらが参加者とズームで動画を共有し、案内したり質問を受けたりしながら、観光を楽しんでもらう。

10月には都内西部の青梅市のツアーを実施する。市観光協会は、猫と御朱印巡りをテーマに企画し、特産品にはツアー限定デザインの御朱印などを選んだ。2日に民間事業者と撮影し、協会担当者は「動画上でも本当にお参りをして御朱印を頂いたと実感できるように、撮影にこだわった」と話す。

ツアー先として知名度向上を目指す観光地を扱うことで、コロナ収束後に足を運ぶきっかけにしてほしいという狙いもある。青梅市で撮影に協力した住職の玉川隆全さん(52)は「お寺以外にも、青梅には素晴らしい場所がたくさんある。ツアーを見た方が1人でも多く訪れてほしい」と語った。

寺で行われたオンラインツアー用動画の撮影=2日、東京都青梅市寺で行われたオンラインツアー用動画の撮影=2日、東京都青梅市

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