白石被告「殺害承諾ない」=弁護人主張を否定―初の被告人質問・座間9遺体公判

社会

神奈川県座間市のアパートで10~20代の男女9人の遺体が見つかった事件で、強盗・強制性交殺人罪などに問われた白石隆浩被告(29)の裁判員裁判第4回公判が7日、東京地裁立川支部(矢野直邦裁判長)であり、初の被告人質問が行われた。被告は最初の被害者となった同県厚木市の女性=当時(21)=について、「(殺害の)承諾はなかった」と述べた。

質問は、承諾殺人を主張する弁護側から始まったが、被告は「答えるつもりはありません」と述べ、5分ほどで休廷。再開後は検察側の質問に移る異例の展開となった。

質問に対し白石被告は、2017年8月上旬に女性とツイッターを介して接触し、女性から現金約50万円の振り込みを受けた後に殺害を決意したことを認めた。殺害の理由は金を得るためだったとした。

事件当日は、女性から「死にたい」などの発言はなかったと説明。殺害後は「継続的に女性を強姦(ごうかん)したり金を取ろうと考えていた」と話した。

上下緑色の作業着姿の白石被告は、質問に終始はっきりとした口調で答えた。目を閉じていたのか、検察側から「目を開いて話をしてほしい」と促される場面もあった。

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