阪神球団社長、辞任へ=コロナ感染者相次ぎ引責―プロ野球

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プロ野球阪神の揚塩健治球団社長が9日、チーム内で新型コロナウイルス感染者が相次いだ責任を取り、今季終了後に辞任することを明らかにした。兵庫県西宮市の球団事務所で記者会見し、「チームは戦っている最中ではあるが、私なりのけじめのつけ方としてご理解いただければと思う。申し訳ございませんでした」と謝罪した。藤原崇起オーナーに了承され、球団は12月1日をもっての辞任と発表した。後任は未定。

阪神では3月に藤浪晋太郎投手ら3人が新型コロナに感染。9月には主将の糸原健斗内野手ら5選手と1軍スタッフ4人の計9人の感染が判明した。同19日に遠征先の名古屋市内で7選手と1軍スタッフ1人の計8人が、球団規定の上限4人のルールを超える人数で会食して感染者を出すなど、チーム管理の甘さが問われていた。

この会食に参加した球界最年長の福留孝介外野手ら感染しなかった4選手についても、球団は濃厚接触者同様に扱うと判断。これらの結果、9月25日に一挙10人の出場選手登録が抹消された。

大阪市内の阪神電鉄本社で取材に応じた藤原オーナーは「(球団内に)気の緩みもあったと思う。自分の役割を再確認するよう強く要請したい」と語った。

会見する阪神の揚塩健治球団社長(中央)=9日、兵庫県西宮市の球団事務所(代表撮影)会見する阪神の揚塩健治球団社長(中央)=9日、兵庫県西宮市の球団事務所(代表撮影)

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