自民、学術会議検討チームが初会合=野党4党、杉田氏国会招致で一致

政治・外交

自民党は14日、日本学術会議の在り方を検討するプロジェクトチーム(座長・塩谷立元文部科学相)の初会合を党本部で開いた。塩谷氏は冒頭、「政策との連携を機能させ、日本と世界の発展に貢献できる学術会議を形成したい」と語った。年内をめどに提言をまとめ、政府に提出する方針だ。

塩谷氏は「いま問題の任命権の話とは別に検討していく」と説明。下村博文政調会長は、提言など会議側の活動が不十分だとの認識を示し、「納税者の国民の立場から見て、学術会議の在り方を議論することは重要だ」と強調した。

学術会議をめぐっては、菅義偉首相が会員候補6人を任命しなかったことが発覚し問題化。自民党に加え、河野太郎行政改革担当相も学術会議を行革の対象にする考えを示した。政府・自民党としては会議の制度論に焦点を当てることで、批判の矛先をそらす狙いもあるとみられる。

一方、立憲民主、共産、国民民主、社民各党の国対委員長は14日午前、国会内で会談。26日に召集される臨時国会で、6人除外への関与が明らかになった杉田和博官房副長官の予算委員会招致を要求する方針を確認した。

この後、立憲の安住淳国対委員長は自民党の森山裕国対委員長と会談し、杉田氏の国会招致を求めた。これに対し、森山氏は「事務の官房副長官を国会に出す例はあまりない。そういうやり方がいいのか検討したい」と慎重な考えを示した。

学術会議の在り方を検討するプロジェクトチームの初会合であいさつする座長の塩谷立元文部科学相(左から3人目)=14日午前、東京・永田町の自民党本部学術会議の在り方を検討するプロジェクトチームの初会合であいさつする座長の塩谷立元文部科学相(左から3人目)=14日午前、東京・永田町の自民党本部

会談に臨む自民党の森山裕国対委員長(左)と立憲民主党の安住淳国対委員長=14日午前、国会内会談に臨む自民党の森山裕国対委員長(左)と立憲民主党の安住淳国対委員長=14日午前、国会内

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