放射性物質、基準値未満に=原発処理水の再浄化試行―東電

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東京電力は15日、福島第1原発から出る汚染水を浄化した処理水について「二次処理」(再浄化)を試行したところ、取り除くことができないトリチウム以外の主な放射性物質が基準値未満になったと発表した。浄化装置「ALPS」(アルプス)の性能確認のため、9月から実施していた。

東電によると、原発構内で保管する処理水約123万トンのうち、約7割が放射性物質の基準値を上回っている。試行で基準値の約2200倍の放射性物質を含む処理水約1000トンをALPSに通した結果、基準値を下回ったという。今後、保管する処理水の再浄化を進め、基準値未満にするとしている。

処理水を保管するタンクは2022年秋ごろに満杯になるとされており、政府は海洋や大気中への放出を有力な選択肢として検討を進めている。

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